2016年3月24日木曜日

ハロー!プロジェクトひなフェス2016

今年で4回目。もはや恒例になったと言ってもいい、ハロー!プロジェクト全ユニット参加の春のお祭り。
これまで3回ではファンからの不満や意見を取り入れながら様々試行錯誤してきたが、その成果か、今回は概ね好評なようですね。

■全体の感想
私自身も2日間4公演、過去の経験や体力的な観点から(笑)すべてファミリー席での観賞となりましたが、セットリスト的にも会場のレイアウト的にもほぼ満足出来ました。

やはり、ユニットによるカバーが新鮮で、新しい空気を持ってきてくれたことが大きいですね。いくつか首をひねる選曲もありましたが、ほぼほぼ、いいチョイスでした。

4公演全体を通じて思ったのは、やはり楽曲の力が大事、ということ。曲に力があれば正直、どんなユニットが歌ってもそれなりに見える(聞ける)ものになる。もちろん持ち歌として熟達している方がいいに決まってるけど、短時間の練習でも、多少スキルが不足していても、それを補ってくれるのだなあ、と。ある意味当たり前のことを再発見した2日間でもありました。

では,以下に各公演ごとのセットリストと感想などを。

■モーニング娘。プレミアム 3月19日 12:00 開演
01 Tokyoという片隅
02 How do you like Japan?
03 ドッカーン!カプリッチオ
04 彼女になりたい(ハロプロ研修生選抜)
05 キャベツ白書 春編 
06 気高く咲きほこれ
07 恋泥棒
08 ランラルン
09 大人の事情
10 Next is You
11 次々続々
12 ドンデンガエシ
13 人生はSTEP!
14 The Middle Management 女性中間管理職
15 チョッと愚直に猪突猛進
16 桜ナイトフィーバー(前半こぶし・後半全員)
17 リゾナントブルー(高木)
18 恋愛戦隊シツレンジャー(trugranful)
19 恋のダンスサイト(こぶし&つばき)
20 愛の軍団(J=J、カントリー)
21 シャボン玉(アンジュルム)
22 浪漫 My Dear Life(℃-ute)
23 Endless Sky
24 晴れ雨のちスキ
25 Sexy Boy ~そよかぜに寄り添って~
26 わがまま気のまま愛のジョーク
27 What is Love?
28 この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(全員)

・感想
特に気に入ったのは、「21 シャボン玉」。中西さんの大阪弁のセリフの妙。「うちのこと好きで口説いたんやろ」なんて詰め寄られたらたまりませんね(笑)。
同じく、「22 浪漫 My Dear Life」。℃-uteのハイパーパフォーマンスで見るのは至福。
モーニング娘。本体としては、どれもよかったけど「晴れ雨のちスキ」と「SexyBoy」が久しぶりということを差し引いても、とにかく良かった。歌割りも各人それなりにあるし。譜久村さんが特にぴたりとはまってたなあ。


■Juice=Juice/カントリー・ガールズ 3月19日 17:30 開演
01 恋泥棒
02 ランラルン
03 大人の事情
04 Next is You
05 彼女になりたい(ハロプロ研修生選抜)
06 キャベツ白書 春編 
07 気高く咲きほこれ
08 次々続々
09 ドンデンガエシ
10 人生はSTEP!
11 The Middle Management 女性中間管理職
12 Tokyoという片隅
13 How do you like Japan?
14 チョッと愚直に猪突猛進
15 桜ナイトフィーバー(前半こぶし・後半全員)
16 世の中バラ色(譜久村)
17 恋をしちゃいました!(あああぁ)
18 初めてのハッピーバースディ(こぶし&つばき)
19 恋人は心の応援団(アンジュルム)
20 ブギウギLOVE
21 わかっているのにごめんね
22 愛おしくってごめんね
23 イジワルしないで抱きしめてよ(娘。)
24 私が言う前に抱きしめなきゃね(℃-ute)
25 愛のダイビング
26 GIRLS BE AMBITIOUS
27 CHOICE &CHANCE
28 五月雨美女がさ乱れる
29 浮気なハニーパイ,Wonderful Worldメドレー(全員)

・感想
「17 恋をしちゃいました!(あああぁ)」は感涙もの。あの当時そのままに近い初々しさが溢れるテイストが思わず目を細めました。
「23 イジワルしないで抱きしめてよ」ちょいと人数多すぎとは思ったけど、いいパフォーマンスでした。ローズクオーツ牧野や尾形がいい!

カントリー・ガールの選曲に対して宮本さんが「謝りすぎじゃない?」と軽くからかったくらい「ごめん」連発であったのは事実。まあ、楽しかったけど。
サブステージからメインに移動するとき、毎回煽りやコールを工夫して入れてくるのも面白い。メンバーの名前アピールさせたりしてたのだけど、3回コールしてたのを、時間がかかりすぎるとみるや、次の回は2回に縮めたり、その臨機応変さはさすがPMの仕事という感じで感心しました。

Juice=Juiceはアルバム曲を中心で。どれもお気に入りだったので満足。「生まれたてのBaby Love」があったら120点だったけどね。ただ、NEXT YOUを演じきるのは、もうすぐ出来なくなるとはいえ、無理してやらなくてもよかったような気はします。


■アンジュルム/こぶしファクトリープレミアム 3月20日 11:00 開演
01 チョッと愚直に猪突猛進
02 愛の弾丸
03 次々続々
04 ドンデンガエシ
05 おへその国からこんにちは(ハロプロ研修生選抜)
06 キャベツ白書 春編 
07 気高く咲きほこれ
08 恋泥棒
09 ランラルン
10 大人の事情
11 Next is You
12 Tokyoという片隅
13 How do you like Japan?
14 人生はSTEP!
15 The Middle Management 女性中間管理職
16 桜ナイトフィーバー(前半こぶし・後半全員)
17 桜→入学式(小川麗奈)
18 会えない長い日曜日(つぼみファクトリー)
19 ドスコイケンキョにダイタン(J=J)
20 ラーメン大好き小泉さんの唄(娘。)
21 押忍!こぶし魂
22 恋の呪縛
23 一丁目ロック
24 スキちゃん(カントリー&つばきファクトリー)
25 七転び八起き(℃-ute)
26 恋ならとっくに始まってる
27 臥薪嘗胆
28 出すぎた杭は打たれない
29 私ちょいとカワイイ裏番長
30 念には念,大器晩成メドレー(全員)

・感想
こぶしファクトリーはBerryz工房のカバーが多いなあ、とは思った(曲数少ないからやむなし)けど、どれも完成度高い。
特に「23 一丁目ロック」は会場の地鳴りのような「おうおうおおおー」を再び聞けたのが嬉しい。
「20 ラーメン大好き小泉さんの唄」、モーニング娘。はもともとこういう曲もたくさん歌ってたよね、とちょっとしんみり。
「03 次々続々」は昨日が初聴。うわさ通り、ヒラショーさん渾身の一作。他の2曲も楽しみ。


■℃-uteプレミアム 3月20日 17:30 開演
01 人生はSTEP!
02 The Middle Management 女性中間管理職
03 エキサイティングファイト!
04 おへその国からこんにちは(ハロプロ研修生選抜)
05 キャベツ白書 春編 
06 気高く咲きほこれ
07 Tokyoという片隅
08 How do you like Japan?
09 恋泥棒
10 ランラルン
11 大人の事情
12 Next is You
13 次々続々
14 ドンデンガエシ
15 One Two Three(モーニング娘。with 松岡茉優)
16 チョッと愚直に猪突猛進
17 桜ナイトフィーバー(前半こぶし・後半全員)
18 Take off is Now(和田彩花)
19 BE ALL RIGHT(6パック)
20 即 抱きしめて(こぶし&つばき)
21 都会っ子純情(J=J&カントリー)
22 ByeByeBye(アンジュルム)
23 THE FUTURE(娘。)
24 情熱エクスタシー
25 Kiss me 愛してる
26 ひとり占めしたかっただけなのに
27 DANCEでバコーン!
28 JUMP
29 桜チラリ(全員)

・感想
まあ、なんといっても何の説明も無しに突然、松岡さんが加入して始まった「15 One Two Three」に尽きる。しかも鞘師さんパートをほぼ完璧にパフォーマンス。ある程度歌やダンスの経験があったとはいえ、どれだけ練習してきたのだろうか。
衣装も似合ってたし、美しかった。正直そのまま13期メンバーとして入ってしまってもいいんじゃないか?とすら思った。でも、そうはならないだろうけどね、当然(笑)
テレビの企画を先取りして、しかも素晴らしいパフォーマンスを生で見ることが出来たのは実に幸運なことでした。
℃-uteさんの方はもう何も言うことありません。このまま覇道を突き進んでください!新曲はかなり好きです!

最後にリーダー矢島さんが各ユニット呼び込みの時、間違えて「カントリー娘。」と言ってしまったことは記録しておきたいと思います。DVDからは削除されるかもなので(笑)

2016年3月16日水曜日

モーニング娘。'16春ツアー EMOTION IN MOTION MC編パート2

■モーニング娘。'16春ツアー EMOTION IN MOTION at 八王子(3月12日~13日)
モーニング娘。春ツアー参戦のレポ&感想です。引き続き、MC編パート2。

前回も書きましたが、MCコーナーがなぜかバラエティに富んでいて充実。内容もそれぞれの持ち味が十分出ていて面白い。

【奇跡の1枚】
各メンバの携帯電話に保存されている、とっておきの一枚を披露するコーナー。

・3月12日(夜) 飯窪(司会)、小田、牧野
順に、牧野さんはフロリダの夢の国。3歳ころのちびまりあの白雪姫コスプレ。誰かにサインしている写真。
小田さんはやはり自撮り。窓際で自然光を取り入れてややふんわりとソフトフォーカス気味。前髪、セーターの袖で口元を隠している。牧野さんは「羽賀ちゃん?」と。「私のとっておき自撮りが羽賀ちゃんの常なの?」と落胆する小田さん(笑)
最後は飯窪さん。画像を加工したもの、と断って披露。アバターみたくまん丸になった飯窪さんの顔がアップで映し出される。ちょっとキモいけど大受け。

【ご当地クイズ】
各地会場をめぐるので、ご当地にちなんだクイズを出題して答えるコーナー。今回は八王子。ちなみに問題は飯窪さんが考えたそうです。

・3月13日(昼) 生田、佐藤、羽賀、石田(司会)
石田さんが司会で出題。高尾山には、ある生き物がいるといわれる大きな神木がありますが、それはどんな生き物でしょうか?

みな元気よく挙手するが、生田さんがまずさされる。それに「なんでー」と文句を付けて抗議する佐藤さん。石田さんがまともに相手してしまい,なかなか進行しない。ともかく生田さんの答えは「ティラノサウルス!」
ぼけを狙ったにしても中途半端で「指すんじゃなかった…」と石田さんにいわれる始末。佐藤さんを指すと「質問!ヒントは?」ともはやクイズにならない(笑)
その後「オオサンショウウオ」と羽賀さんの答えに「なにそれ?そんな生き物いるの?」とちょっと小馬鹿にした石田さん。ところが、「いるよー」と全員から突っ込まれてびっくり顔。いつ習った?と困惑する司会者。しっかりして!(笑)。
混乱しつつ、「ユニコーン」「神龍(シェンロン)」などと珍解答が続出。結局、羽賀さんが「天狗」と正解。

【第1回 声かけたら実は違う人だった王】
知人を町で見かけて声をかけてみたら、実はまったくの別人だった!という「あるある」を誰が一番うまく演じることができるか?というかなりハードルの高い企画コーナー。

・3月13日(夜) 鈴木、石田、尾形、飯窪(司会)
今回のラインナップはこの3人。
石田さん。後輩にダンスを教えていたと思ったら先輩だった。
尾形さん。飯窪さんだと思ったら…
鈴木さん。犯人を指さしたと思ったら…

お題は難しいわりに、3人ともいい出来だったけど、尾形さんが出色。以下テキストで再現してみよう。

歌詞カードを手にしてうろうろする尾形さん。意味がよくわからない箇所を飯窪さんに聞きにいく。
「あのー、飯窪さん、ここの歌詞の意味なんやけど…飯窪、さん、ちゃうわ、ベニヤ板やった」会場爆笑。モニターにも唖然とした飯窪さんが抜かれる。
再度、飯窪さんを探し歩き、らしき影を見かけて「あ、飯窪さん、ここの歌詞の意味なんやけど…飯窪、さん、ちゃうわ、またベニヤ板やった」またも爆笑。モニターに憮然とした飯窪さん。
さらに続けて今度は飯窪さんに向かって歩きながら「えーっとあれはベニヤ板…ベニヤ…あ、飯窪さん!!」

この時点で優勝者は決まったようなものの、ともかくも観客に誰が優勝か挙手してもらうと、文句なく尾形さん!
優勝者のコメント「飯窪さんの寛大な広い心があればこそです!」とうまーく飯窪さんの怒りの矛先をかわしていたのがすばらしい。これには飯窪さんも「わかっていればよろしい!」と返すのみ。
演目でもトップを獲得したけど、飯窪さんとの戦いにも完全勝利した尾形さん。侮りがたし!

こんな感じです。今後も面白い回はこちらに都度アップしていきたいと思います。
さて、次回更新はいよいよ本編についてです。お楽しみに!

2016年3月15日火曜日

モーニング娘。'16春ツアー EMOTION IN MOTION MC編パート1

■モーニング娘。'16春ツアー EMOTION IN MOTION at 八王子(3月12日~13日)
恒例のモーニング娘。春ツアーに参戦。
鞘師里保さんが卒業して初、鈴木香音さん最後のツアーなど意義深いこともありますが、そういったことを全く考慮せずに見ても、二重丸なコンサートであったと思います。
セットリストやMC、メンバーのパフォーマンスも絶好調(野中さんだけは足のけがで着席でしたが)。非常に楽しく見る事ができました。

そんなモーニング娘。のライブの魅力を少しでもお伝えするべく、何回かに分けてレポ(半分は感想ですが)お送りしたいと思います。まずは、MC編のパート1。

今回は何故だかMCコーナーがバラエティに富んでいて、充実しています。
普通の「二人トーク」と「ご当地クイズ」(今回は八王子について)、携帯電話に保存されているとっておきの写真を披露する「奇跡の1枚」、「声かけたら実は違う人だった王」(タイトルはあやふやです)、の3種類の企画コーナーを回が替わりで。今後増える可能性もあり。
どのコーナーも組み合わせの妙や各人のキャラクターがうまく機能していて楽しい。
今回は二人トークをまとめ。

「二人トーク」

・3月12日(夜) 佐藤・工藤
佐藤さんから、ハローメンバーの多くから憧れの視線を受けていることから、「いいかげん切らないと」と現実的なアドバイス。工藤さんは「正論すぎて反論できない」と苦笑。
最近は、まーどぅ(佐藤工藤)コンビより、まーさく(佐藤小田)の方がきてる、と佐藤さんが主張。観客に聞いてみる、圧倒的に前者が支持されていて、ショックを受ける佐藤さん(笑)

・3月13日(昼) 譜久村・鈴木
9期メンバーは5年以上一緒にやってきて、お互いに理解はしているけど、ほとんど意見が合わないと鈴木さん。
試しに「AとBどっち?」のニ択テストをやってみることに。犬(譜)と猫(鈴)、うどん(鈴)とソバ(譜)、たけのこの里(譜)ときのこの山(鈴)、海(鈴)と山(譜)、メロン(鈴)とスイカ(譜)とことごとく合わない。ここまでくるとお見事というしかない(笑)。
最後に絶対に合うだろうということでトークでかみ合うのは鞘師さんと生田さんどっち?と。下の名前で、と答えるようにしたら、一応二人とも鞘師さんを選択したけど、呼び方が、里保と里保ちゃんと微妙に違ってて、最後まで合わないというオチ。

・3月13日(夜) 小田・牧野
牧野さんがある曲でメインを任されたあるパートを、かっこよく決めたいので、それを対面で小田さんが指導してあげてたそうだ。そのおかげなのか、確かにかっこよく出来ていたように思う。
話題変わって、牧野さんがちょいちょい先輩に向かってため口をきいたり、呼び捨てになったりするよねと小田さんから糾弾される(笑)。
牧野さんは動揺しながら、同期と話してたから、マネージャさんと話してたから、つられたんですと釈明。かわいい言い訳を苦笑しながら小田さんは聞いていた。

これで終わればよかったのに牧野さん「小田さんも同期と話してる時、そうなりません?」と決定的失言を(笑)。会場も「え?同期って?」とザワザワ。
これにはちょっとムッとした小田さんはステージからはけてしまう(もちろん冗談でだけど)。ここに至って、墓穴の上に墓穴を堀りまくった自分の失言に気がついた牧野さんは必死に引き止める。
最後はまじめに謝ります、と「ごめんなさい」。でも、あっちの方がいいんじゃない?と優しく促す小田さんに従って「ごめんちゃいまりあ!」

これにはおまけが付いている。
最後の挨拶で石田さんから「私も呼び捨てされた」と追い打ちが!平身低頭の牧野さん。
すると生田さんから「あゆみちゃんもMCで呼び捨てしたよね?」と思わぬところから被弾!速攻で「すいませんでしたあ!」と土下座する石田さん(笑)
楽しそうな楽屋裏が想像されて愉快なMCでした。

次はMC編パート2、企画コーナーを振り返ります。