2015年8月26日18時30分より、北千住THEATER1010ミニシアターにて。
新垣里沙さん主演の「リジー・ボーデン事件」。私はこの実際に起こった凄惨な事件については名前くらいしか知らず、今回初めてその詳細を知った。どういった事件かは劇の内容のネタばれにもなるしネット検索すればすぐに出てくるので省略。
この劇場、ミニシアターと名前はついているが、言ってみれば稽古場のようなスペース。そこに椅子を50脚くらい並べて観客席としている。大きさとしては青山円形劇場を一回り小さくした感じ。舞台と客席の距離がとにかく近い。しかも舞台三方をぐるりと観客が囲んでいるので円形劇場をどうしても想起してしまう。役者さんにとってもなかなかのプレッシャーだったのではないかと思う。
そんな中、俳優としての新垣さんの力量の高さを改めて感じた。周りのキャストはベテラン揃いで、その中にあって一歩も引けをとらず、がっぷり四つに組んで存在感を示していた。
また、細かい動き、感情の揺れ、役への没入、セリフのキレ、どれも申し分なく。二役をこなすのだが、その演じ分けも見事だった。
ただ、リジーの年齢設定が40半ばなのだが、とてもそうは見えないのが難点といえば難点。とはいえ、いつまでも大人に成りきれず「子供」のまま実家に引きこもっているという人物設定にはマッチしていたかもしれない。
もう一つの役、召使ブリジットの演技について。衣装は秋葉原のメイドカフェのようなものではないのが残念?だったが、田舎のお屋敷の地味な奉公人といった風情がよくでていた。セリフの訛りも萌えポイント(笑)。
ストーリーは先に書いたように凄惨な殺人事件を扱っているので、人によっては敬遠してしまうかもしれないが、直接的な演出は極力避けているので安心して(?)みることはできるだろう。ぜひ、新垣さんの魅力を堪能してほしい。2015年8月29日まで。
ただ、リジーの年齢設定が40半ばなのだが、とてもそうは見えないのが難点といえば難点。とはいえ、いつまでも大人に成りきれず「子供」のまま実家に引きこもっているという人物設定にはマッチしていたかもしれない。
もう一つの役、召使ブリジットの演技について。衣装は秋葉原のメイドカフェのようなものではないのが残念?だったが、田舎のお屋敷の地味な奉公人といった風情がよくでていた。セリフの訛りも萌えポイント(笑)。
ストーリーは先に書いたように凄惨な殺人事件を扱っているので、人によっては敬遠してしまうかもしれないが、直接的な演出は極力避けているので安心して(?)みることはできるだろう。ぜひ、新垣さんの魅力を堪能してほしい。2015年8月29日まで。
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