映像に残らないみたいなので、思いつく限りそのときの様子を書き起こしてみます。間違いもあるかもですが、その点はご容赦を。
■はじめに
美木良介氏が自身の経験から開発した呼吸法によるトレーニングメソッドをモーニング娘。が体験する。
呼吸により代謝を高めて体を整えるというのは、よく行われることで、それ自体は珍しいことではない。古くは太極拳であったり、新しくはエアロビクスであったり。ロングブレスもその流れの現代版と言えるのではないか。
ただ、後半、女性インストラクターと娘。さんたちがモーニング娘。の曲にあわせてパフォーマンスしたのだが、少なくとも見た目はエアロビクスそのものと区別がつかなかった。中身はそれなりに独自のものがあるんだろうけど。
■「ロングブレス」を体験
まずは「ロングブレス」を体験しようということで、観客も実際に一緒にやってみることに。
ほんの15分くらいやってみただけだが、なかなかいい運動になりそう。しかも手軽にできる。これは続けてみるといいかもしれない。
■朗読劇
休憩を挟んだ後半はモーニング娘。を2グループに分けて朗読劇。1つのグループが朗読するのにあわせて他のグループのメンバが即興で動きをつけて演じるというアテレコ芝居にもなっている。
急作りは否めないが、これが意外に面白い。セリフに合わせてリアクション(演技とはとても言えない)をするのだけど、必死な様子がついつい笑いを誘う。観客もほぼ身内ばかりなので多少の粗は目をつぶってくれるしね。
最後に登場する、戦隊ヒーローのようなロングブレスマン(もちろん演ずるは美木良介)の無駄に高いクオリティの衣装に会場が沸く。
そして朗読グループと演じるグループが交代してもう一回。慣れてきたのか、それなりにアドリブを入れたりして楽しませてくれる。野中さんは英単語を端々にいれてきて、それを石田さんが「うざい」と突っ込んだり。舞台に慣れているところを見せてくれます。
■あらすじと配役。
お話は池袋にあるモーニング学院(共学らしい)の夏休み5日前。そこで少しぽっちゃり気味の野中(2回目は羽賀)さんが、憧れの遥先輩(2回目は、はるな先輩)に告白しようか迷っている。夢の中ではラブラブだが、現実にはある理由で告白できずにいる。
その理由とは、ある日遥先輩が友達に「45kg以下の女の子でないと付き合うつもりは無い」と宣言しているのを聞いてしまったから。今の体重は50キロ。5日でやせるのは無理、とあきらめている。
と、その話を聞きつけたヒーロー「ロングブレスマン」が唐突に現れて、ロングブレスならできるとアドバイス。半信半疑ながら、野中さん含めた5人が挑戦することに。
そして5日後、ぎりぎりで45キロへの減量に成功した野中さんは遥先輩にドキドキしながら告白。「ありがとう!」と受けてくれたかと思いきや、なんと夏休みを前に転校するので、と断られる。しかも再び現れたロングブレスマンが遥先輩の父だったと判明。「ロングブレス」のすばらしさを使えるために日本全国を周っているという。
こうして、野中さんの初恋は儚く消えてしまったのでした。
配役
1回目 2回目
野中 羽賀
石田 鈴木
生田 佐藤
譜久村 牧野
鞘師 尾形
工藤 飯窪
野中さんが朗読するときは羽賀さんが演じる。2回目は逆になる。以下同じく。小田さんは1回目2回目ともにナレーター
■ロングブレス・エクササイズ
最後に女性インストラクターとモーニング娘。で「One Two Three」と「Oh my wish!」にあわせてロングブレスのエクササイズを。みな普段のダンスとは少々勝手が違うせいか、必死にくいついていきます。しかもフルコーラスだし。
「Oh my wish!」の終わり近く、センターにいた石田さんが下手にいるメンバに盛んにアイコンタクトを始めた。いったい何をしてるのかなあ、と見ているとなんと、石田さんが下手にすばやく移動したかと思うと、譜久村生田鞘師とOMWダンスを始めたではないですか!その見事なコンビネーションに観客も大喝采。加えて飯窪さんと工藤さんも加わってフィニッシュ。
石田さんの機転というか、ちょっとしたいたずら心と言いますか。いいものが見れました。
全体にまったく期待していなかった(みな同じ考えだったのか会場の2割くらいは空席)のですが、思いの外楽しめました。ロングブレスもまあ、うまく使えば役立ちそう。ただ、レッスン料はやや高なので、個人的にやってみるだけにしようかな。
■はじめに
モーニング娘。が30-DELUXを講師に迎えて殺陣にいどむ。
以前、FCイベントでも殺陣に挑戦していたが、それよりももう少し本格的なもの。
関係した舞台(義経千本桜など)を見ていたこともあって、生田さんが何かとひいきされてて面白い。それだけでなく、実際にセンスもあるのでお手本として起用されたり、いい見せ場をもらったりと大活躍。爽快です。
30-DELUXがロンドン公演をやるので、それに連れて行ってほしい、と何かとアピールするメンバが愉快。
■オープニング
娘。さん登場して青春小僧のオケが流れて歌うのかと思いきや、途中で乱入してくる忍者軍団。怯えていると、30-DELUXの清水さんら三人が蹴散らしていくという最初のデモンストレーション。
■準備
殺陣に使う刀の種類を日本刀、青龍刀、西洋剣の三つから選ぶ。そのときにどうやればそれらしく見えるかを試演しながら違いを分かりやすく説明してくれる。さすがに殺陣で飯を食ってるだけのことはある。
どういう流れかはっきりしないが、何となく西洋剣に決定。
次に西洋剣を使う場合の基本10型を全員でやってみる。ところどころ動きのアヤシい人もいるけど、全体としてはまあまあの出来。
剣をさばききれず、自分の足にぶつけてしまう鈴木さん。剣を持たない方の手がなにかとジョジョっぽくなってしまう飯窪さんなど、細かい部分でも面白く。
■殺陣の基本
続けて3グループに分けて殺陣の基本を習得。鈴木さんは片目だと危ないのでコメンテイターとして。
生田さんだけは30-DELUXの方と一緒に模範演技をすることに。このとき、各グループごとに状況を設定する。
生田さんは渋谷をショッピングしてるギャルという設定。そこにナンパ?してきたチーマーに絡まれるという。
これが様になってて、最後は側転のおまけつき。観客からも大喝采を浴びる。「気持ちいい!」とご満悦な生田さん。私も満足。
模範演技が終わって各グループごとに状況を設定して基本の流れをやってみることに。
譜久村さんは銀座へ出勤中のナンバーワンキャバ嬢。ナンバーワンの地位を狙う尾形、羽賀と助っ人の忍者。髪をふぁっさーとなびかせながら優雅にバッタバッタとなぎ倒す美しさ。
鞘師さんは一人ぼっちを堪能していたのを邪魔される。飯窪、工藤、牧野が敵。
牧野さんが「ヒトリホリホ!」と叫ぶのは誰の入れ知恵なのか?(笑)キレのある殺陣はさすがというしかありません。
石田さんは巣鴨のおばあちゃん。腰を曲げて剣を杖の代わりに突きながら歩いている。刺客(?)の佐藤、小田、野中3人が現れるとすっくと腰を伸ばして立ち上がり、俄かに始まる剣戟の響き、という流れがうまく考えてあっていい。そして3人を退治したあと、再び剣を杖にして去っていく。
ちなみに石田グループが始まる前に佐藤さんが「すもも」とか「ももんが」と謎ワードをしゃべってましたが、それが「すがも」と分かったときは心底震えました(笑)
(1)ロングブレス講座
2015年8月27日 15:00 開演 池袋サンシャイン劇場にて■はじめに
美木良介氏が自身の経験から開発した呼吸法によるトレーニングメソッドをモーニング娘。が体験する。
呼吸により代謝を高めて体を整えるというのは、よく行われることで、それ自体は珍しいことではない。古くは太極拳であったり、新しくはエアロビクスであったり。ロングブレスもその流れの現代版と言えるのではないか。
ただ、後半、女性インストラクターと娘。さんたちがモーニング娘。の曲にあわせてパフォーマンスしたのだが、少なくとも見た目はエアロビクスそのものと区別がつかなかった。中身はそれなりに独自のものがあるんだろうけど。
■「ロングブレス」を体験
まずは「ロングブレス」を体験しようということで、観客も実際に一緒にやってみることに。
ほんの15分くらいやってみただけだが、なかなかいい運動になりそう。しかも手軽にできる。これは続けてみるといいかもしれない。
■朗読劇
休憩を挟んだ後半はモーニング娘。を2グループに分けて朗読劇。1つのグループが朗読するのにあわせて他のグループのメンバが即興で動きをつけて演じるというアテレコ芝居にもなっている。
急作りは否めないが、これが意外に面白い。セリフに合わせてリアクション(演技とはとても言えない)をするのだけど、必死な様子がついつい笑いを誘う。観客もほぼ身内ばかりなので多少の粗は目をつぶってくれるしね。
最後に登場する、戦隊ヒーローのようなロングブレスマン(もちろん演ずるは美木良介)の無駄に高いクオリティの衣装に会場が沸く。
そして朗読グループと演じるグループが交代してもう一回。慣れてきたのか、それなりにアドリブを入れたりして楽しませてくれる。野中さんは英単語を端々にいれてきて、それを石田さんが「うざい」と突っ込んだり。舞台に慣れているところを見せてくれます。
■あらすじと配役。
お話は池袋にあるモーニング学院(共学らしい)の夏休み5日前。そこで少しぽっちゃり気味の野中(2回目は羽賀)さんが、憧れの遥先輩(2回目は、はるな先輩)に告白しようか迷っている。夢の中ではラブラブだが、現実にはある理由で告白できずにいる。
その理由とは、ある日遥先輩が友達に「45kg以下の女の子でないと付き合うつもりは無い」と宣言しているのを聞いてしまったから。今の体重は50キロ。5日でやせるのは無理、とあきらめている。
と、その話を聞きつけたヒーロー「ロングブレスマン」が唐突に現れて、ロングブレスならできるとアドバイス。半信半疑ながら、野中さん含めた5人が挑戦することに。
そして5日後、ぎりぎりで45キロへの減量に成功した野中さんは遥先輩にドキドキしながら告白。「ありがとう!」と受けてくれたかと思いきや、なんと夏休みを前に転校するので、と断られる。しかも再び現れたロングブレスマンが遥先輩の父だったと判明。「ロングブレス」のすばらしさを使えるために日本全国を周っているという。
こうして、野中さんの初恋は儚く消えてしまったのでした。
配役
1回目 2回目
野中 羽賀
石田 鈴木
生田 佐藤
譜久村 牧野
鞘師 尾形
工藤 飯窪
野中さんが朗読するときは羽賀さんが演じる。2回目は逆になる。以下同じく。小田さんは1回目2回目ともにナレーター
■ロングブレス・エクササイズ
最後に女性インストラクターとモーニング娘。で「One Two Three」と「Oh my wish!」にあわせてロングブレスのエクササイズを。みな普段のダンスとは少々勝手が違うせいか、必死にくいついていきます。しかもフルコーラスだし。
「Oh my wish!」の終わり近く、センターにいた石田さんが下手にいるメンバに盛んにアイコンタクトを始めた。いったい何をしてるのかなあ、と見ているとなんと、石田さんが下手にすばやく移動したかと思うと、譜久村生田鞘師とOMWダンスを始めたではないですか!その見事なコンビネーションに観客も大喝采。加えて飯窪さんと工藤さんも加わってフィニッシュ。
石田さんの機転というか、ちょっとしたいたずら心と言いますか。いいものが見れました。
全体にまったく期待していなかった(みな同じ考えだったのか会場の2割くらいは空席)のですが、思いの外楽しめました。ロングブレスもまあ、うまく使えば役立ちそう。ただ、レッスン料はやや高なので、個人的にやってみるだけにしようかな。
(2)殺陣道
2015年8月27日 18:30 開演 池袋サンシャイン劇場にて■はじめに
モーニング娘。が30-DELUXを講師に迎えて殺陣にいどむ。
以前、FCイベントでも殺陣に挑戦していたが、それよりももう少し本格的なもの。
関係した舞台(義経千本桜など)を見ていたこともあって、生田さんが何かとひいきされてて面白い。それだけでなく、実際にセンスもあるのでお手本として起用されたり、いい見せ場をもらったりと大活躍。爽快です。
30-DELUXがロンドン公演をやるので、それに連れて行ってほしい、と何かとアピールするメンバが愉快。
■オープニング
娘。さん登場して青春小僧のオケが流れて歌うのかと思いきや、途中で乱入してくる忍者軍団。怯えていると、30-DELUXの清水さんら三人が蹴散らしていくという最初のデモンストレーション。
■準備
殺陣に使う刀の種類を日本刀、青龍刀、西洋剣の三つから選ぶ。そのときにどうやればそれらしく見えるかを試演しながら違いを分かりやすく説明してくれる。さすがに殺陣で飯を食ってるだけのことはある。
どういう流れかはっきりしないが、何となく西洋剣に決定。
次に西洋剣を使う場合の基本10型を全員でやってみる。ところどころ動きのアヤシい人もいるけど、全体としてはまあまあの出来。
剣をさばききれず、自分の足にぶつけてしまう鈴木さん。剣を持たない方の手がなにかとジョジョっぽくなってしまう飯窪さんなど、細かい部分でも面白く。
■殺陣の基本
続けて3グループに分けて殺陣の基本を習得。鈴木さんは片目だと危ないのでコメンテイターとして。
生田さんだけは30-DELUXの方と一緒に模範演技をすることに。このとき、各グループごとに状況を設定する。
生田さんは渋谷をショッピングしてるギャルという設定。そこにナンパ?してきたチーマーに絡まれるという。
これが様になってて、最後は側転のおまけつき。観客からも大喝采を浴びる。「気持ちいい!」とご満悦な生田さん。私も満足。
模範演技が終わって各グループごとに状況を設定して基本の流れをやってみることに。
譜久村さんは銀座へ出勤中のナンバーワンキャバ嬢。ナンバーワンの地位を狙う尾形、羽賀と助っ人の忍者。髪をふぁっさーとなびかせながら優雅にバッタバッタとなぎ倒す美しさ。
鞘師さんは一人ぼっちを堪能していたのを邪魔される。飯窪、工藤、牧野が敵。
牧野さんが「ヒトリホリホ!」と叫ぶのは誰の入れ知恵なのか?(笑)キレのある殺陣はさすがというしかありません。
石田さんは巣鴨のおばあちゃん。腰を曲げて剣を杖の代わりに突きながら歩いている。刺客(?)の佐藤、小田、野中3人が現れるとすっくと腰を伸ばして立ち上がり、俄かに始まる剣戟の響き、という流れがうまく考えてあっていい。そして3人を退治したあと、再び剣を杖にして去っていく。
ちなみに石田グループが始まる前に佐藤さんが「すもも」とか「ももんが」と謎ワードをしゃべってましたが、それが「すがも」と分かったときは心底震えました(笑)
工藤さんが怖くてガタガタ震えるという演技をのりのりでやってるのが面白い。
特に爪先立ちで両足をぶるぶるさせるところは、往年のドリフターズかなにかのコントを思わせて楽しかったですね。
■殺陣のショーをやってみよう
最後は娘。全員で一つの「ショー」を作ってみることに。事前にある程度の合わせを行っていたらしいので、簡単に動きの確認をしていく。
Oh my wish!の音にあわせてテンポよく進行。以下のような組み合わせで入れ代わり立ち代わり見事な殺陣を披露してくれる(組み合わせはちと記憶が不鮮明。後で訂正するかも)。
工藤、佐藤
小田、尾形
飯窪、石田
鞘師、鈴木
野中、牧野、羽賀
生田
譜久村
鞘師さんは隻眼でうまく動けない鈴木さんを敵から庇うような仕草をいれて余裕の立ち回り。生田さんはピンチに陥った3人を助けに駆けつけて、手で「さあ、行って!」と合図。最後はアクロバットで決める。
そして譜久村さんはラストにふさわしく、生田さんが敵の胴に差していた刀を抜き取り、二刀流で対峙する。かっこいい!
そんなこんなで無事終了し、観客はスタンディングオベーションで讃えます。清水さんも、短時間でここまで仕上げたのはさすが、と絶賛。鞘師さんの動きが忍者ぽいとの評価もあり。
ロングブレスも楽しかったけど、殺陣も予想を上回る楽しさでした。
そんなこんなで無事終了し、観客はスタンディングオベーションで讃えます。清水さんも、短時間でここまで仕上げたのはさすが、と絶賛。鞘師さんの動きが忍者ぽいとの評価もあり。
ロングブレスも楽しかったけど、殺陣も予想を上回る楽しさでした。
以上、8月27日のクールジャパン道から、ロングブレス講座と殺陣道のレポートでした。映像には残らないとのことですが、このレポで少しでもその雰囲気が伝わればと思います。
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